
作者:ユメピリカ様
対象レベル:不問
人数:1人専用
対応エンジン:Ver1.50以上
プレイ時間:10分
仕事帰りに出会った他の冒険者チームから、遺品の配達を頼まれる。
配達先の住所はどうやら教会のようだが……
PCの関係性や内面に迫るのではなく、純粋にストーリーで見せるタイプの読み物シナリオです。
短編集の中の一編のような、しっかりとした読みごたえがありました。
主役PCはあくまで配達人だけど、彼らがそこに何を見るかはきっと千差万別で、いかようにも解釈できる作品だと思います。
冒険者にとって死は身近かもしれないし、明日忘れてしまいそうなちっぽけな死でも、何かが変わることはある。けど、本当は誰も死なない方がいいんだよな。
これはせめてもの救いとでもいうべきか。切ない読後感でした。
ネタバレ感想
話の構成がすっごいキレイ。
違和感の提示と解決のバランスが綺麗すぎて唸りました。
終了後に振り返ってみると、文章にほとんど無駄がないんですよね……
単純に物語として綺麗で、小説のようでした。
いいものを読ませてもらいました。
違和感の提示と解決のバランスが綺麗すぎて唸りました。
終了後に振り返ってみると、文章にほとんど無駄がないんですよね……
単純に物語として綺麗で、小説のようでした。
いいものを読ませてもらいました。