
作者:新矢晋様
対象レベル:不問
人数:2人専用
対応エンジン:Ver1.28以上(Ver1.50以上推奨)
プレイ時間:5分
夜の街を一人歩く酔っぱらいと、それを迎えに行く人の2人向け読み物。
前者のモノローグで進むため、ちょっぴりセンチメンタル。
でも酔ってるから仕方ないね。
前者のモノローグで進むため、ちょっぴりセンチメンタル。
でも酔ってるから仕方ないね。
迎え役に対して、どこかやましさがあって、でも見捨てないでほしいっていう気持ちのあるPCが似合います。
…やっぱだいぶセンチメンタルだな……でもこういう湿度が欲しい時、あるじゃん!!
そして、迎え役も大抵恥ずかしい事を言っている。
まあ酔ってるから仕方ないよね。アルコールと言うのはずるいんだ。
普段は気丈でも、ふと寄る辺ない気持ちになってしまう冒険者もいるわけで。
つらい依頼の後にそっと入れることのできる話だと思います。
余談。
CW始めたての頃やって以来だったのですが、当時全然ピンとこなかったカクテルの元ネタがわかるようになっていた自分がいました。
こんなところで年月を感じなくてもいいじゃん……!
ネタバレリプレイ

ルーク、僕は……
ヘルくんてイヌみたいだよね。
……は?
勝手に一人で走っていったくせに、振り向いたときに誰もいないとなき出すところとか。
……さびしんぼって言いたいんですか。
うん。白くておっきくてモコモコのイヌ。
白くもないしモコモコでもないんですけど。
そうかな。
あのね。ヘルくんはさびしんぼだから、ひとのさみしい気持ちにも寄り添ってあげられるんだよ。だから、キミがリサさんと出会ったこともきっと間違いじゃない。
そんなこと、ルークにはわからないでしょ。
わかるよ。だって、白くておっきくてモコモコのイヌは、そこにいるだけでうれしいもん。
…………
うれしいよね?
…………まあ。
でしょ。 帰ろ。ほら、おいでおいで。ハウス。
…犬扱いしないでください。