
作者:満月丸様
対象レベル:不問
人数:1人専用
対応エンジン:Next or Py
プレイ時間:1時間
高額報酬に釣られて向かった依頼先。
冒険者は依頼人と名乗る男から、命を懸けた推理ゲームを挑まれる。
男との会話からヒントを得、ゲームの真相を暴く、頭脳派PC向けの推理シナリオです。
これは探偵PCがいるなら絶対楽しいやつ!口調も中性的で探偵っぽさマシマシです。
この作者さんならではの、凝ったシステムと画面作りも相変わらずすごいです。いつも、CWってこんなこともできるんだ……という驚きがあります。
推理パートは怪しい所をクリックする形式で、冒険者がわかりやすい誘導を設けてくれる親切設計。
(ただ自分は、証言の文字をクリックできるシステムを見落としていたせいで時間がかかってしまって……それがなければプレイ時間は45分くらいのはず…!)
推理は総当たりでも大丈夫なので、読み物シナリオとしても楽しめる作りだと思います。
もちろん、丁寧に読めば答えに気付けるよう謎が撒かれており、読み手が解くことのできるミステリーとしても納得の結論でした。さらっとやってるけどこれってホントすごいことだよなあ……
私は絶対解いてやる!と意気込んで挑戦したものの、導き出した答えを段階を追って説明することができず、どのキーワードを拾えばベストなのかで結構悩みました。これだと思ったキーワードがクリックできなかった時の焦りよ。
後日談として『即興劇のその後で』という続編シナリオがあり、NPC視点での冒険者を見ることができます。
こっちの視点だと、確かに冒険者のやってることがミラクルすぎてびっくりするなあ……