
作者:ている様
対象レベル:5~7
人数:6人専用
対応エンジン:Next
or Py
プレイ時間:2時間15分
冒険者たちが迷い込んだ地図にない町。
無邪気な子供のような住人達に歓迎され一泊することにした冒険者たちは、その晩奇妙なユメを見る。
絵本のような世界観で展開される、ユメとメルヘンに溢れた長編作品です。
なかよしなパーティが映える、やさしくて、ふわふわで、かわいい、ユメの世界のようなおはなしです。
だけど終わるころには気づくでしょう。すでにサイコロは振られていることを。
NPCもPCもみんなかわいい。
柔らかい言い回しや相手を気遣う仕草が印象的で、プレイ後はすっかり優しい気持ちになれました。
冒険者のやり取りが多い賑やかなシナリオではあるけれど、どこか静かで落ち着いた雰囲気があるのも素敵です。
6人それぞれ活躍ポイントがあってうれしい。
そして、リーダー以外は好き勝手に担当を割り振れるのもうれしい。
なにせ役割と適性が一致していないパーティなので……
気持ち、盗賊の見せ場多めでリーダーとの結び付きも強め。
盗賊役がそのポジションなの珍しいなあと思って見てました。腕に覚えはあるけれど、ちょっぴり素直になれない盗賊。
自分のパーティはリーダーより盗賊が年上で大人びている所があるので、そのちょっとの隙が何だかかわいらしく見えました
ネタバレ感想
あの子は不死ってどういうこと?竜みたいなことなのかな……?
追及することに意味はないのだろうけど、気になりました。
連れ込みしてたら分かったのかもですが、ここは借金宿!
あなたが自由に生きることがみんなの幸せになると信じて送り出しました。
進みだした針は止められず、私たちも本当は『彼ら』を幸せな箱庭に留まらせ続けてはいけない。きっと、大事なものが抜け落ちてしまうから。
これが作者さんの最後のシナリオと言うのもわかる気がしました。
正直、耳が痛いです……
追及することに意味はないのだろうけど、気になりました。
連れ込みしてたら分かったのかもですが、ここは借金宿!
あなたが自由に生きることがみんなの幸せになると信じて送り出しました。
進みだした針は止められず、私たちも本当は『彼ら』を幸せな箱庭に留まらせ続けてはいけない。きっと、大事なものが抜け落ちてしまうから。
これが作者さんの最後のシナリオと言うのもわかる気がしました。
正直、耳が痛いです……